仕入れた商品が見込んだ利益を出していれば、
リピート発注をするのが普通だと思います。
利益が出ないのにも関わらず再発注するのは基本的にはあり得ませんから。
では、その再発注を諦めてた商品は、
今後もずっと利益が見込めないのでしょうか？
もし、今は難しくても
将来的にまた利益が見込めそうならどうしていくのか、
今日はそんなお話をしていきたいと思います。
逆張り思考
99％のセラーは、
扱った商品が利益を見込めずに販売された場合、
再発注をすることはありません。
これは確実です。
断言します。
この常識をなんとか生かせないでしょうか？
物販をやっていくなら、
こういった当たり前の常識を疑って
他の人がやらない方法を考えると人よりも利益を上げやすくなります。
株式投資の世界では、
こういった考え方や手法を「逆張り」といいます。
大多数のセラーの行動分析
今回のケースを整理しましょう。
必ず動くことの順序はこうなります。
⒈ 商品が売れる
⒉ 利益が出ないことがわかる
⒊ 再発注をかけない
⒋ その後いくつも売れても再発注はかけない
(⒌ リサーチで再び目についても過去の経験があるので仕入れを控える)
⒌はもしかしたら人に寄る可能性があるので、
確実に起きることは1～4です。
1～4を一言で表現するならこうです。
「仕入れて得をしなかった商品を、また販売することはない」
定点観測
商品の価格と出品者数は日々変化します。
それが1週間で大きく変わるものもあれば、
３か月もかかるものもあります。
商品によって完全にまちまちです。
そのため、
商品の定点観測をすることにより、
最も利益が見込めるのに近いタイミングで仕入れることができれば最高ですよね。
定点観測とは、
定期的に特定の商品の価格や出品者数をチェックする作業のことを言います。
特定の商品まで絞り込んでからの定点観測がコスパ良し
定点観測すると言ってもAmazon内にある、
転売ができると言われている10万点すべてを行うことは現実的ではありません。
行うのは、より確実に利益が見込め、
ちゃんと売れる商品に限定します。
そうなってくると、
最も有力な候補に挙がるのは、
自分が過去に仕入れた商品リストです。
なぜなら、
相当適当に仕入れている人でなければ、
それなりに仕入れ判断基準を満たした商品のみ仕入れているはずなので
過去に扱った商品は優秀な商品群のはずです。
せっかくなので、
この優秀なリストを活用していきましょう！
仕入れてダメだったからといってそのまま眠らせてしまうのは
モッタイナイ。
全取り扱い商品を定期的にパトロール
最初にお話ししたのは、
「得をしない商品を販売したセラーは再発注をかけることがない」でした。
次にお話ししたのは、
「過去取り扱った商品の定点観測をすれば、
利益が出て売れるタイミングを発見できる」
ということでした。
最後にお話ししたいのは、
「他のセラーが抜けたタイミングで、
自分だけ利益が見込めなかった商品をまた取り扱おう」です。
ごみの山から宝探し
一度利益が出なかったら、
来月も利益が出ないという保証はありません。
キャッシュフローを保つために、
泣く泣く損切りをしたかもしれませんが、
その商品をまた仕入れてはいけないなんてルールはありませんよね。
だったら、
タイミングを変えて再チャレンジすれば
今度は利益が出ることも十分にありえます。
もちろん人によって全商品が1,000品の人もいれば、
10,000品の人もいるので、
全商品の定点観測にかける時間は皆さんでそれぞれ違います。
そのため、
コスパの良い頻度みたいなものはないのですが、
自分にとって負担にならない頻度で過去に扱った全商品を再リサーチすることをおすすめします。
ちなみにぼくはだいたい3か月に1度、
これまで扱った全商品を定点観測しています。
仕入れ量を増やすことに苦戦している人におすすめの手法
新しい商品を探す方法とは違うアプローチでリサーチするので、
より簡単に良い商品が見つかります。
それも当然ですよね。
過去の自分がイイと思って仕入れた物ばかりなんですから。
新しい商品をリサーチしても、
なかなか仕入れ量が増えないという方はこういったアプローチも試しにやってみてください。
逆張り手法、なかなか使えますよ。
今回のホンマエ
・大多数がやりたがらない手法を行うことで結果的に得をすることを逆張りという
・自分がこれまで扱ってきた全商品を再チェックする(定点観測)ことで最高のタイミングを発見できる
・負担にならない頻度で定点観測することで、仕入れ量を増やすことができる
あとがき
人気ブログランキングが全然元に戻りません。
ポイントが本来は結構入っているはずなのに、
どうやら90～110までしか表示されない設定になっています。
もう一か月この呪いにかかっているので、
さすがに月末には対処しようと思います。