Amazonからのメール
ある日Amazon.co.jpから、「Amazon.co.jpへのお問い合わせ」というタイトルでメールが届きました。
内容を確認したところ、以下のような文章でした。(一部個人的な情報は修正しています)
「平素はAmazon.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。以下の出品商品は商品詳細ページの説明と一致しない可能性があります。商品詳細ページの内容と異なる商品をAmazon.co.jpAmazon.co.jpに出品することはお控えいただけますようお願い申し上げます。ASIN:△△△出品しているブランド商品が、商品詳細ページに記載されているコンディションと完全に一致していることを証明する請求書を添付して、7日以内に返信してください。領収書の外部リンクは受け付けていませんので、ご注意ください。セキュリティ上の理由により、添付ファイルの形式を、jpeg、.jpg、.pjpeg、.gif、.png、.tiff、.pdf、.txt、.csvに限定しております。
受領次第、請求書を確認させていただきます。請求書をご提出いただけない場合、Amazon.co.jpへの出品が停止される場合がございますのでご了承ください。このポリシーについて詳しくは、セラーセントラルヘルプの「コンディション・ガイドライン」および「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」をご覧ください。何卒、よろしくお願い申し上げます。アカウントスペシャリスト」
これがウワサのアカスぺからの調査の連絡だとすぐにわかりました。
これまでアカスペとやり取りされてきた方々から、焦ってはダメ。
メールがきたときには、とにかく落ち着くように。
と教えていただいていたので、このときにはとにかく心を鎮めることだけに集中しました。
こんなメールがアカスぺから届くと、割と多くの方は驚いてその場しのぎの対応をしてしまったり、問題をさらに悪化させるような返信をしてしまうことがあるそうです。
そのことでアカウントが停止してしまうという可能性があるため、まずは冷静になることが大切です。
メールが届いたときの最初の行動
ぼくが行ったように、アカスペからメールがきたときに最初にすることは、とにかく心を鎮めることです。
ここで焦って下手な行動に出てしまうのが最もリスクになるので、適切な対処をするためにも、とにかく冷静になる必要があります。
ぼくの場合は、とりあえずマンガ喫茶に行ってマンガを読んだり、コーヒーを飲んで心を落ち着けました。
人によって、どう冷静になるかの方法は違うと思うので、自分が最も落ち着ける環境に身を置くことができれば、それで良いと思います。
とりあえず、後ほど詳しく返信する旨をアカウントスペシャルリストに返信して、時間を稼ぎました。
そのときのぼくには、アカスペからメールがきたときの対処方法は知識としてありましたが、
実際にやりとりした経験がなかったので、今後の戦略を考える時間が必要でした。
これまで何度もやりとりされてきている方なら、より適切な対処の方法がわかると考えました。
しかし、そういった方に質問をしている間にAmazonを待たせてしまい、怒りをかうことも怖かったので、
時間稼ぎをすることにしました。
そのときにAmazonへ送ったメールが以下の内容です。
「Amazon.co.jp
アカウントスペシャリスト 様
いつもお世話になっております。
〇〇を運営しております、
□□と申します。
この度は商品コンディションの件でご連絡いただいた件で、
お返事させていただきました。
これからASIN:についての請求書の準備を進めて参りますので、
申し訳ございませんが、少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか。
出来る限り早くご連絡させていただくよう努めさせていただきますので、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。」
アカスぺとのやり取りの着地点を思案する
このメールを送ったことで、最低限の時間を稼げたと思ったので、その間にアカスペに詳しい方に相談することにしました。
その方に今回の事態を事細かくお伝えし、自分がわかる限りの情報を提供させていただきました。
そこで教えていただいて、ぼくがとても勉強になったと感じたことが2つあります。
まず一つ目は、アカスペは何を望んでいるのか真意を知る必要があること。
二つ目は、これからアカスペとやり取りしてどこに着地したいのか、そのゴールを決める。
ということの2点です。
一つ目のアカスペの真意についてですが、アカスペがどのような原因から動いて、何を求めているのかを知ることで、こちらはより適切な行動を取ることができるという利点があります。
というより、アカスペの真意を読み間違えてしまうと、本来なら提供しなくて良い情報を提供してしまい余計なトラブルに発展してしまうというリスクが発生します。
ヤブヘビではないですが、求められている情報を針の穴を通すかのごとくピンポイントで提供できれば、問題はより迅速に対処することが可能になります。
Amazonは何を求めているのか馬鹿正直に言ってくれるわけではないので、いくつかの質問をこちらからもしたり、最低限の情報から探りを入れる必要があります。
二つ目のアカスぺとのやり取りの着地点ですが、最終ゴールは1つだけではありません。
最高のパターン、妥協のパターン、最悪のパターンといくつかの分岐を想定します。
そうすることで、より良い方向に進む可能性を高めるような対処をすることができます。
今は例えで3つの例を出しましたが、実際にはもう少し多く何パターンか想定しました。
おそらくぼく一人だったら2パターン考えることだけでも必死だったかもしれませんが、専門家の方がサポートして下さったので考えられる限りのパターンを想定して、最適な対処を考えることができたと思います。
このように、いくつかのパターンを想定したら、後はアカスペとのメールのやり取りの中で動きながら考えることにしました。
今回ご紹介するのは、ここまでです。
次回は、アカスペとのメールのやり取りの記録をさらに公開したいと思います。