Amazonで出品アカウントをつくり、「いざ、売るぞ~!」と商品を出品するとセラー一覧画面には新規出品者という表記がされています。
他のセラーは☆がいくつもあって信頼できそうなのに、自分だけ新規出品者と書いてあるとなんだか不安になりますよね。
あなたが不安に感じているように、あなたから商品を買おうと思っているお客さんも同じように「このセラーで大丈夫かなぁ・・・」と不安を感じる可能性は高いでしょう。
新規出品者の表記があることでメリットは何一つありません。
早々に脱出できることに越したことはないので、今回は具体的な新規出品者の外し方の解説と注意事項を紹介します。
新規出品者の状態とは
まず、新規出品者の表記がどのようにされているか説明します。
こちらの画像をご覧ください。
赤枠で囲ってある様に、これまで一度もセラー評価を受けていないセラーはセラー名の下に新規出品者と書かれてしまいます。
最初は誰でも新規出品者
ただ、心配はいりません。
Amazonで出品アカウントを作成したばかりは皆が皆新規出品者です。
今は高評価が10,000もあるあの人も、最初は同じようにここから始まっているんですよ。
確かにデメリットしかありませんが、間違いを犯さず冷静に販売すれば新規出品者卒業は全然難しくありません。
一度でも評価が付くと初心者卒業
なぜなら、一度でもセラー評価が一つでも付いてしまえば、新規出品者は表示されなくなるからです。
たった一つだけの評価ではずすことができるなら、そんなに難しくない気がしてきませんか?
ただ、評価を受けるうえで大事な注意事項があるので、それは最後にお伝えします。
新規出品者は売れない!?
先ほども新規出品者が表示されているのは販売をする上でのデメリットと言いましたが、具体的にどのように不利なのか説明します。
理由は2つです。
カート獲得が難しい
新規出品者は評価が山ほどあるベテランセラーと比べて、カート獲得戦で弱いです。
同じような条件で戦った場合は、ほとんど負けるでしょうね。
だからと言って、全敗ではないのでそこまで気に病まないでください笑
Amazonのカートアルゴリズムを解説するとなるとそれだけで数記事分書けるので、今回は割愛させていただきます。
購入者から見た印象が悪い
こちらはカートアルゴリズムによる理由ではなく、お客さんの購買心理による理由です。
マーケティング的な要因とでも言いましょうか。
お客さんがセラー一覧画面を見たとき、どうしても新規出品者という文字は目に入ってしまいます。
あなたがAmazonで欲しい商品を見つけ、複数のセラーが同じ金額で販売していた場合、新規出品者以外のセラーから買いますよね?
それはどうしてでしょう?
おそらく今考えてもらった理由はそのすべてが正しいはずです。
・ちゃんと届けてもらえるか不安
・商品が壊れていないか心配
・保証はしてもらえるのか気になってしまう
これらのことが心配なので、同じ条件なら新規出品者以外のセラーを選んでしまう人が大半です。
ただし、Amazonではセラー一覧画面から購入するお客さんはむしろ少数かもしれません。
だいたいのお客さんはカートボックスに入れて購入するので、セラーを見ていません。
そうなると、デメリットはこのマーケティング的な要素よりアルゴリズムの要素の方が大きいことがわかります。
Amazonマーケットプレイス詐欺と間違われてしまう
Amazonでの印象最悪な行為は詐欺です。
近年Amazonの拡大に伴って詐欺も一気に蔓延するようになりました。
テレビなどのメディアやネットニュースもこぞってAmazon内の詐欺について注意喚起を促しています。
ぼくもこういったものには一通り目を通していますが、そこで必ず言われているのが、「新規出品者からは買わないように」という一言です。
詐欺集団は、新規で次々にアカウントを作っては、荒稼ぎして足が付く前に逃げてしまいます。
その繰り返しという常套手段がわかっているので、多くの購入者は新規出品者≒詐欺アカウントと結び付けて考えてしまっています。
このイメージは一度着いたらなかなか払しょくできないので、どうにかするのは諦めるのが良いかもしれませんね。
最速で新規出品者から抜け出す方法
諦めると言っても、Amazonでの新規出品者≒詐欺アカウントのイメージ払しょくについてですよ!
新規出品者はすぐに卒業できますし、方法も簡単なのでこれから紹介する方法を試してみてください。
利益率の低い高回転商品を狙え!
それではここからが本記事一番のポイントです。
どうやったら新規出品者を卒業できるかについてですね。
先ほども一度でも評価がつけられれば新規出品者が表示されなくなると言いました。
評価をつけてもらうためには、まずお客さんに商品を買ってもらわなくては話になりません。
だいたい100商品販売して1件の評価がつけてもらえると言いますが、ぼくの体感では200商品につき1件の評価です。
しかし、初めて間もない頃に200商品も販売することは結構困難かもしれません。
そんなときにおすすめしたいのが、カート取得しやすく良く売れる商品を売りまくる方法です。
利益率の高い商品はカート獲得しにくいと相場が決まってますので、ここでは利益度外視で評価をもらうことだけに集中して取り組みます。
つまり、低利益率で月間販売個数が多い商品狙いです。
200個売って評価がゼロということはそうそうないので、できれば低単価なものでリスクを少なくしてやってみることをおすすめします。
最初は低評価だけはつけられないように注意
ここで大事な注意事項が一つあります。
最初の評価で5や4などの高評価なら万々歳ですが、2や1などの低評価をもらってしまうと目も当てられません。
もしも最初につけられた評価が2や1なら、あなたのセラー名の下には低評価100%と表記されてしまいます。
これは正直に言って新規出品者の10倍売れません・・・
なので、最初は絶対に低評価をもらわない様に最新の注意を払って販売してください。
万が一低評価をもらってしまったら、商品代金の倍の金額を払ってでもお客さんに評価の見直しをしてもらっても良いと思います。
ここは忘れない様に気を付けてください。
まとめ
・Amazonに出店したばかりの頃は全員が新規出品者
・評価が一つでもつけられれば新規出品者から卒業できる
・新規出品者はカート獲得が難しくお客さんからも選んでもらいにくい
・詐欺業者と間違われてしまう可能性がある
・低単価×低利益率×高回転の商品を売って評価を増やす
・最初の数か月は低評価がつけられると死活問題になる