前回はマーケットプレイスセラーから仕入れるときのリスクについてお話しました。
リスクの範囲や危険度がわかったら
次はどうやってそのリスクを避けることができるのかですよね。
俗にいうリスクコントロールを行います。
マーケットプレイスセラーから仕入れるなら100%安全な対策というものはあり得ませんが、
98%くらいまでには安全度を高めることができる方法があるので
今回はその方法をご紹介します。
マーケットプレイスセラーから仕入れるときの確認事項
評価数
まず最初に確認するのはセラーの評価数です。
ぼくは最低でも100以上の評価数がないと滅多に仕入れ判断をすることがありません。
人によったら10以上あれば良いとか、300以上ないと安心できないといように
皆さん基準はまちまちだと思いますが、
とりあえず100と決めるとキリもよくて憶えやすいです。
また自分がAmazon内で販売してみて評価を100獲得するのに半年程かかりました。
半年程経験すれば初心者でも最低限の対応はできることがわかったので、
その経験も織り込んでの評価100としています。
評価のパーセンテージ
評価のパーセンテージとは、
が4か5の肯定的な評価を何%の購入者が与えているかということです。
この評価のパーセンテージをチェックするのは、
評価数を確認した後です。
それはパーセンテージよりも評価数の方がずっと重要だからです。
なぜなら、たとえ肯定的評価が100%のセラーがいたとしても、
評価数が1と10,000では信頼でに圧倒的な開きが出てしまうためです。
たった一人がいいよと言っているのと、10,000人がいいよと言っているのでは
全然そのセラーの実績は違いますよね。
そこで評価のパーセンテージですが、
ぼくは肯定的評価96%以上のセラーから仕入れることを推奨します。
といっても、
たまにどうしても仕入れたい商品に出会ったときは94%でも仕入れたりしてしまっていますが。
96%というのはあくまで個人的な基準です。
それは人それぞれリスクに対する考え方は違うので、
これも評価数と同じように99%以上が基準の人がいれば90%以上が基準な人もいます。
しかし、89%以下はややリスクが高いので
相当に仕入れたい商品でも注意した方がおすすめですよ。
84%以下はかなりの危険水域なので、
仕入れることは絶対しないようにしてほしいと思います。
もしパーセンテージの基準に悩むという方がいればぼくと同じ96%以上という基準でやってみてください。
必ず安心というわけではありませんが、
自分なりにかなりリスクとチャンスを考えた基準にしたつもりです。
配送日数
Amazon本体からの購入やFBAセラーからの購入であれば
どちらも同じ2~3日で商品はMYUSに到着します。
一方で自己発送セラーから購入する場合は、
セラーの設定している期間がまちまちなので
到着までにかかる日数は大きく違います。
そのため商品を購入する前には必ず到着までにかかる日数を確認しておかないと
それだけリードタイムが伸びてしまいますので、
評価数やパーセンテージだけでなく配送日数もしっかり見るようにしてください。
やはり商品は仕入れてから3週間のリードタイム+1か月以内に販売することが理想なので、
到着まで1か月ものんびり待っている余裕はありません。
中には格安の商品だけれど1か月くらい待つ必要がある商品もたくさんあるので
そういったリードタイムが長すぎる商品はそもそも扱わないようしした方が良いですよ。
目先の利益率に目がくらんでしまうとキャッシュフローが見えなくなってしまうので、
いかに利益率の高い商品だろうと配送日数が長期の場合は仕入れない方が良いケースがほとんどです。
これも個人的な基準と判断になってしまうので正解というものはありませんが、
ぼくは到着まで2週間以内の自己発送セラーからしか仕入れないようにしています。
評価数とパーセンテージはしっかり確認している方は多いですが、
配送日数は忘れてしまっている方もいるので、
必ず確認を忘れないようにしてみてくださいね!
今回のホンマエ
・マーケットプレイスセラーから仕入れるときの確認項目は評価数・評価パーセンテージ・配送日数の3点
・それぞれの基準はひとそれぞれ違うので自分なりにリスクコントロールできる基準を設ける
・基準を考えることが難しい人は評価100以上、パーセンテージ96%以上、配送日数2週間以内がおすすめ
あとがき
もうそろそろでホンマエが200記事になります。
前回の100記事記念のときにはいつもと違ったサプライズをご用意したので、
今回の200回記念でも皆さんにサプライズ企画をご用意しています。
今回はブログと個別授業の域をちょっと超えた試みをしてみるつもりなので
どうぞご期待ください!