そのカート価格、本当に売れてる？正しい価格調整の仕方について

ホンマエでは、

これまで何度も価格調整はこまめにしようという話をしてきました。

もちろんやらないよりは頻繁に調整した方が圧倒的に効果はありますが、

その調整、やみくもに安くしているだけじゃないですか？

価格調整の目的はただ一つ、

カートを獲得して売ることです。

目的は決してカートを獲得することではないので、

しっかり覚えておいてくださいね。

今回は正しい価格調整の仕方について解説します。

カートを獲得できても売れないことは多い

プライスターなどの価格調整ツールを利用しても、

Amazonセラーセントラルからでもカート獲得の金額を確認することができます。

カートの価格がわかるということは、

ほとんどのセラーはそこを目指して値段を調整してきますよね。

でも、カート獲得しただけでは商品は売れるかどうかわからないのはご存知でしたか？

カート獲得してからが始まり

例えば、全セラーが適正価格より高い価格で値段設定していた場合、

その商品の本来売れている価格より高いのでカートは獲得できていても全然売れないという現象が起きています。

他にも、カート価格はこれまでの記録から適正価格なんだけれど、

もうその商品の旬を過ぎてしまったという場合には適正価格でも売れません。

大事なことは、

しっかり仕入れた商品を売ることです。

カート獲得はスタートラインに立つための最低条件ということを忘れちゃいけません。

価格調整はモノレートのグラフを見ながら行う

プライスターはすごく便利な機能をたくさん備えていて、

仕入価格や赤字ストッパーなど価格調整に役立つ機能が盛りだくさんです。

もうこれさえあれば何もいらない！

という気持ちになるのはわかる気もしますが、

たとえプライスターなどの価格調整ツールを利用していても価格調整で絶対的に足りないデータはいくつもあります。

モノレートかKeepaがないと価格調整はできない

その不足を補う方法としてモノレートを使用します。

今回はカート価格と販売数のデータだけがわかれば良いので、

Keepaを使っていただいても問題ないです。

もう先に答えを出してしまいましたが、

価格調整をするときにはしっかりその価格で商品が売れるのか過去の記録から予測を立てなくてはいけません。

そのために見るポイントがカート獲得価格と販売個数です。

今までモノレートを使用せずに価格調整してきた人には、

この方法はすごく時間がかかり面倒な気がするかもしれませんが、

正しく価格調整をするにはこれ以外の方法はありませんのでちゃんと慣れましょうｗ

商品が売れるパターンは無数にあるので、

全部のパターンを紹介することはできません。

なので、今回は基本だけをお教えして、

あとは皆さんに応用をお任せしたいと思います。

正しい価格調整の手順

まず最初に見るポイントは、

商品の適正価格です。

そんな商品にも「だいたいいつもこの辺の価格帯」という値段の範囲がありますので、

それを見極めます。

次は、その適正価格かそれよりもちょっと上くらいの価格に価格調整します。

その際に気を付けてもらいたいことが、

価格調整ツールを使用している場合、

値下げが正常に行われないことがあるということです。

プライスターだとFBA最安値とか状態合わせにしていると他のセラーの価格に引っ張られてしまうので、

敢えて機能をストップさせて「しない」にしてから価格調整をすると効果的です。

価格の自動設定をオンにしたらしっぱなしの人も多いと思いますが、

時と場合によっては機能を切ることも大事ですよ！

あとは、1週間とか１か月売れるか様子を見ます。

もし自分の予想以上に売れ行きが悪ければ、

さらに値下げを続けます。

これ以降はその繰り返しですね。

これで仕入れた商品をしっかり捌くことができるようになりますので、

今までモノレートを使った価格調整をしてこなかった方は、

今日からこの方法を実践してみてください！

あとがき

本業の方で結構良い経験を積んでいます。

法人の売却と設立を同時に行っていたのですが、

これって自分の物販でも活かせる経験ですよね。

副業で物販をされている人は

「本業の経験をどこかで活かせないかな」

と意識しながら仕事をすることで本業も今より楽しくなるかもしれませんよ～