Amazonのハロウィン商戦は稼げます。
日本全体で見てもハロウィンイベントは毎年大きなものになっており、市場規模も拡大を続けています。
注意をして取り組まないと在庫の山ができたり、返品祭りとなったりと11月以降で痛い目を見ることになりますが、ポイントを押さえて取り組めば、ちゃんと普段の利益にさらにプラスすることも可能です。
今回はハロウィン商戦のリサーチ方から注意事項までしっかり解説します。
簡単なリサーチだけでもハロウィン商戦は稼げる!
市場規模は拡大中
ハロウィンというイベントは世界中で開かれていますが、日本でのハロウィンは年々大きなイベントになってきています。
ハロウィン需要なんて言うらしいですが、ハロウィンで盛り上がるために必要なコスチュームや、コスプレをした状態で飲みに行く人も増えているので、そういった需要は年々拡大傾向にあります。
市場規模が拡大しているのであれば、そこに参入して普段の利益に上乗せできたら嬉しいですよね。
ちなみに、ぼくは昨年はハロウィンボーナスのおかげで、月利をちょうど前月の倍にすることができました。
ハロウィン商品は利益率と回転率が高い
ハロウィン商戦の良いところは、何と言っても利益率と回転率が良い点です。
通常の欧米輸入品の単純転売は、だいたい利益率が15%前後となりますが、コスプレ関係は20%以上を余裕で望めます。
また、通常の商品の1回転が30日くらいかかるのに対し、コスプレ関係は10日前後となります。
すべてがこの条件に当てはまるわけではありませんが、昨年は概ねこういった好条件で販売することができました。
高利益率・高回転というのは物販において最高の条件なので、この機会を逃すのはモッタイナイ!
失敗しても・・・・
ハロウィン商戦おいしいよ!とぼくが言っても「でも、在庫が売れ残ったら嫌だし・・・」という失敗したときの不安はどうしてもありますよね。
確かに、ノーリスクハイリターンというわけにはいきませんが、工夫次第ではローリスクハイリターンくらいにはすることも可能です。
ハロウィンで売れるコスチュームなどは、11月や12月でもジワジワちゃんと売れてくれます。ハロウィンほどの爆発的な勢いはないですけどね。
ちょうどその時期には、忘年会や飲み会の出し物がある時期なので、そういった場面でコスチュームの需要があるんですね。
なので、売れ残りの心配をする気持ちもわかりますが、あまり縦積みせず横積みすることに気を付ければ大きなダメージは受けにくいはずです。
ハロウィンで売れる商品のリサーチ方法
定番キーワードで検索する
では次にご紹介するのは、ハロウィン関連商品のリサーチ方法です。
多くの方が実践されているセラーリサーチ(相乗り出品)では、うまくハロウィンの流れに乗ることはできません。遅すぎます。
相乗りでの出品では、他のセラーが出品した商品をみて自分も出品するため、競合と比較して3週間以上も遅れを取ることになります。
ハロウィンは特に季節的な期間限定イベントなので、乗り遅れはどうやっても防ぐ必要があります。
そんなときに使うリサーチは、キーワードリサーチというリサーチ方法です。
今までキーワードリサーチをしたことが無いという方は、まずはハロウィンの定番キーワードで商品検索してみましょう。
コスチューム + 並行輸入品
コスプレ + 並行輸入品
ハロウィン + 並行輸入品
こんなかたちで検索をしてみて、あとはカテゴリである程度絞り込んでみてください。最後に並び順をおすすめ順にしてもらえれば完了です。
とても簡単なので、ハロウィン商戦はどうしたらいいのかわからないという方はこんなやり方をしてみてください。ハロウィンの鉄板系の商品でもちゃんと利益は出ますので。
ちなみに去年利益率40%近く出ていてた商品がコレ!
今はそこで単価も高くないですが、昨年は$10で仕入れ、5,700円で販売していました。
売り切った後は価格も暴落していた思い出の商品ですw
特定のハロウィンキーワードで検索する
普段からキーワードリサーチをされているというちょっと上級者な方は、こういった定番のキーワードだけでなく、さらに絞り込んだワードをチョイスすると良いです。
並行輸入品を入れるのは変わりませんが、それ以外にもこんなキーワードがおすすめですよ。
ゾンビ/ナース/かぼちゃ/ディズニー/ペイント/タトゥーシール/仮装/etc.......
結構いろんなハロウィンに関係するキーワードはあるので、一つの商品から芋づる式にキーワードを拾い上げると次々と検索ワードは思いつきますよね。
今回は2つの単語の組み合わせしかご紹介していませんが、コスプレ+ディズニー+並行輸入品などの3つの単語の組み合わせも有効ですので、ぜひお試しになってみてください。
あとは、大穴を狙うのであれば、流行りの芸人が身に着けているコスチュームなんかや上映中の映画のコスプレなんかも売れる可能性は大ですね。ただし、過去のデータがないので博打要素もありますがw
お盆明けからスタート
リサーチ方法も大事ですが、同じく大事なのがリサーチを開始する時期です。
早い方だと9月に入ってからすぐハロウィンの準備をする方もいるので、9月1日には販売できる状態にしておくのがおすすめです。
そうなると、逆算して考えれば、リサーチは8月のお盆が終わる頃には始める必要があることがわかります。
もしこの記事を読んでいるのが9月だったとしても、それでも全然遅いということはありません。10月第2週くらいだと遅いかもしれませんが・・・
なぜなら、ハロウィン商戦は3回転できるからです。最初の1回を逃したとしても、まだあと2回転残っているので全然心配はいりません。
3回転が何なのかというと、商品をこの時期に販売できる回数のことです。
例えば、1回転目は、9/1に出品してリピート発注を9/5にかけます。2回転目は、9/20に出品してリピート発注を9/25にかけます。3回転目は、10/15日に出品して10/20に販売終了となります。
これはあくまで一つの例ですが、うまく回すことができれば3回同一商品を販売できる機会があるので、焦らず計画的に在庫管理を行えばしっかり利益は追いてきます。
ハロウィン商戦の注意事項3点
中国輸入品には要注意
この記事をお読みいただいている方の大半は欧米輸入をされている方だと思いますので、欧米輸入をしている方は中国輸入のコスプレなどは扱わないよう気を付けて下さい。
もしかすると、中国輸入品でも利益が出ることがあるかもしれませんが、それ以上に扱うリスクが高すぎます。
Amazonは普段から権利関係には目を光らせているので、著作権法違反の商品や版権元に迷惑をかける可能性がある商品を扱うセラーに対しては厳正に対処しています。
具体的には、アカウントスペシャリストからの調査が入ったり、そこからのアカウント停止・閉鎖の措置を受ける可能性が高いということです。
では、どんな商品が中国輸入品かというと、見分け方はちゃんとあります。
商品タイトルに○○風と記載があったり、製造メーカーが聞いたことのない会社もしくはノーブランドの商品は中国輸入品の可能性が高いです。
せっかく利益を出すことができても、アカウントを犠牲にしてしまっては意味がないので、十分に注意してください。
10月中に売り切れる量だけを仕入れる
先ほどは、ハロウィン商品は売れ残っても年末に売れる。ハロウィン商戦は3回転ある。とお伝えしましたが、気持ちだけは、10月末には全部売り切る気で挑みましょう!
年末まで売れるから大量に仕入れようというのは、キャッシュフローが悪くなるばかりか、不良在庫を大量に抱えるリスクにもなります。
もしもハロウィン商品を大量に仕入れすぎて、年末までも売切れなかった場合、商品の価格は半値以下にまで下がるリスクもありますし、それ以上に値下げしても1年近く売れないことも十分にあり得ます。
ハロウィンで大切なのは、在庫管理のスキルですので、自分はまだこのスキルが高くないなと思う方は、発注は1個や2個に抑えておくのが無難です。
返品祭りを覚悟しておく
注意の最後は、ハロウィン商戦が終わり11月になると一気にコスチューム関係の返品が相次ぎます。
Amazonには、購入1か月後までの返品のルールがあるので、一回使用した商品を返品するお客さんも一定数いるわけです。特に商品に問題は無くとも・・・
これを理不尽だ!とお思いの方もいるかもしれませんが、ぼくたちがAmazonという絶大な力を持ったプラットフォームを利用している限りは、このルールに従わざる負えません。
もしかすると、香水の匂いが染みついたコスプレたちをたくさん引き取ることになるかもしれませんが、そこは覚悟しておきましょう。
返品の対策は限られるのですが、早い内から大幅に値下げして損切りすることや、メルカリやヤフオクなどの他販路で売り切ってしまう方法があります。
先ほどのミニオンコスプレもこんな感じでメルカリで出品されています。
何より多めに仕入れないことに越したことはありません。
まとめ
・ハロウィンに関係するキーワードから簡単に商品を探すことができるので、初心者にもハロウィン商戦はおすすめ!
・中国系商品もたくさん出品されているので、扱わない様注意する
・在庫は10月末までに売り切るつもりで、最低限の数量しか発注しないようにする