2018年の年末商戦が終わりました。
2017年の結果が無残なものに終わり、この1年間は徹底的に12月の利益を最大化することを考え抜いてきました。
1年間キャッシュフロー計算やリサーチ方法のスキルアップを高め続けるのは、今思えば結構楽しかったかな、と感じています。
この記事で結果だけを発表しようかなとも思いましたが、いろいろ大変なことや嬉しかったこともあったのでそのあたりも全部含めてご紹介することにしました。
たぶんこのブログを読んでいる方は結果そのものより、そこまで至った道のりの方を知りたい気もしますしね。
では、まず。こちらがぼくの2018年年末商戦の結果です。
ドウゾ!
12月実績
12月結果
期間:12/1~12/31
売上:7,749,253円
※トランザクションから集計
仕入:10月(3,135,328円)、11月(4,053,591円)、12月(2,648,376円)
利益率(商品単価-仕入原価-関税・消費税-国際送料-国内送料):28.7%
月利:2,224,035円
月初在庫(仕入原価+関税・消費税+国際送料+国内送料):7,354,133円
月末在庫(仕入原価+関税・消費税+国際送料+国内送料):5,167,886円
感想
月利200万達成!!
以前ブログで宣言した通りミッションコンプリート!
これで一安心。ふぅ~。
⇒めざせ!Amazon輸入 副業&単純転売のみで月利200万!!
副業かつAmazon輸入の単純転売のみという縛りプレイだったので、ひょっとすると難しくし過ぎたかなとも不安もありましたけど、なんとかやり切りました。
というより、副業と転売は縛りというよりもぼくにとってはアドバンテージに働いたのかなとも今では思えます。
副業ということで多くの時間は使えませんでしたが、その分資金面では本業の方より相当楽をさせてもらいました。
時間がないのは効率化でカバーできましたしね。
あと、転売は利益率と単価のアップと圧倒的横展開をすることができるので、これもむしろメリットなんじゃないでしょうか。
まぁ、何はともあれ、目標を達成し、さらにそこから更にプラスαの利益を出せたわけですけど、ここまで平坦な道のりだったわけではありません。
上手くいったこともありましたけど、逆に失敗や辛いことも経験した年末商戦でした。
実際何度も計画を軌道修正する必要性に迫られてもいます・・・
このブログを読んでいる方が来年ぼくの記録を抜いていただけるように。
この商戦で経験したこと、学んだことを公開していきたいと思います。
大変だった点
融資関連すべてに断られる
まず、融資が全く受けられませんでしたw
もうこの時点で当初の計画通りに仕入れができないわけですから、大問題。
日本政策公庫に断られ。マル経融資に断られ。地銀に断られ。信用金庫に断られ・・・・
営業大失敗!!
理由はシンプルなもので、実績不足。
ここで言う実績というのは、売上とか利益が上がっていないということではなく、決算の情報不足という意味です。
ぼくは一昨年の6月から輸入を始めたわけですが、申し込み時点では半期分の決算情報しかないわけです。
その場合、融資をする立場の側からすると、たった半年の決算情報しかないのに何百万円も融資できないよということになるそうです。
今まで政策公庫から150万、100万と合計250万円の融資を受けているので間隔が短すぎるという指摘もいただきました。
融資が受けられないなら仕方ない。
次はビジネスローンを受けようと決めました。
ビジネスローンというと響きはそんなに悪くないですが、要は消費者金融の経営者向けのようなものです。
外部から資金調達することにそれほど抵抗感がなかったぼくでも、消費者金融というとちょっと二の足を踏んでしまいました。
しかし、ビジネスローンにでも頼らなければ目標を達成できないのもわかっていたので、いくつかのビジネスローンの審査に申し込むことに。
すると、ここでも残酷な結果が待っていました。
10万、20万を借すことはできても、それ以上の枠の確保はできないとのこと。
いくつか親切なローン会社が教えてくれたのですが、ぼくはクレジットカードの枠が1,000万以上あるので、そういう場合はスコアリングで引っかかってしまうそうです。
ビジネスローンの詳しいことは以前のブログで紹介しているので、こちらをどうぞ。
こうなっては、あとは最も危険な方法に打って出るしかありません。
2017年末に使ってからは、あまりのストレスから封印していた必殺技。
キャッシュショート限界ギリギリでの資金計画の実行です!
今回はたまたまこれがうまくいきましたが、もう死との隣りあわせのような方法になるので、今後は使いたくありませんし、皆さんにも絶対おすすめしない方法でした。
自宅に届く大量の商品の納品
次の試練は納品です。
正直納品をなめていました。
去年あれだけ大変な思いをして知っているのにも関わらず、なんとかなるだろうとタカをくくっていました。
結果。なんとかなりませんでしたw
物理的に。
荷物が家に入りきらないのです。
歩く隙間が床にない。もちろんダンボールを置くスペースもない。
結局家の庭で梱包をすることにしました。苦渋の決断です。
ぼくの借りているアパートはちょっと特殊で、2部屋分くらいの広い庭が付いています。
一部屋根も付いているので、雨の日はそれをうまく利用して納品作業を行っていました。
おそらく2LDKのアパートでこれから実績を出そうと思っている方は、月利100万円が普通の生活ができる限界だと思ってください。
150万円あたりからストレスが一気に増します。
そして200万円でパンクしますw
身内の不幸
親戚中で最もお世話になっている叔父さんが亡くなりました。
これは書こうか迷いましたが、とても大事なことなので紹介することにします。
叔父さんは子供の頃からずっとお世話になっていて、ぼくはその叔父さんや家族のことが好きだったので、徒歩1~2分の近所に引っ越したくらい深い関係でした。
年末商戦真っただ中でしたが、葬儀関係に動ける人間がごくわずかなこともあり、ほとんど出ずっぱりで手続きから雑務まで行いました。
悲しいやら忙しいやらで感情がうまくコントロールできず、輸入のことはほとんど考えられない日が続きました。
精神的にも時間的にも厳しく、このまま今年の商戦は止めてしまおうかなという考えが何度も脳裏を過ります。
結局止めずに、途中で気持ちを立て直したのですが、これはホンマエ塾をやっていたことが大きかったかもしれません。
普段から塾生さんには「大変なことがあってもそれを言い訳をしない。できないならできないなりで最善を尽くように」と伝えていたので、これが自分の中で残ってたんですね。
不幸があってからも授業は行っていたので、それがなお更「ここで立ち止まってはいけない」と自分を奮い立たせることができたのかなと。
輸入ビジネスに限らず、できるかどうかギリギリの目標を達成しようと思えば必ず予想外の困難が訪れます。
その時に、「まさか、こんなことになるなんて思わなかった」と諦めるのと、「予想外のことが起きて当たり前、どんなことがあっても目標達成を諦めない」と一歩前に進めるかでは結果に大きく影響します。
困難の大きさもそれぞれなので、一概に言えない部分もありますが、皆さんが予想外の困難に直面した際には一度立ち止まってその困難とどう向き合うかよく考えていただきたいと思います。
逃げるのはいつでもできますが、立ち向かうのはその時しかできませんから。
良かった点
年末商戦で良かった点はサクッと紹介しようと思います。
なんとなく個人的な側面が強い気がするので。
圧倒的効率化に取り組むことができた
リサーチや納品も圧倒的な量をこなさなくてはならなかったので、結構な量を短時間でさばく方法が自然と身につきました。
今までサボっていたわけではないんですが、やはり人間限界ギリギリまで追い詰められて覚醒する何かがあるんでしょう。
おそらく今までの10倍くらいの頭の回転で次々と高速で処理できていたと思います。
一昨年もこんな経験をしていた気がします。
この効率化を一度体験すると、来年の普段の作業にも活かせるようになりますし美味しいことづくめです。
計画力を高めることができた
冒頭でも言いましたが、今回の年末商戦。まさに1年がかりのプロジェクトでした。
1月から計画を立てて、毎月コツコツとキャッシュと商品リストを蓄積してきました。
時には軌道修正を迫られることもあり、面倒だなと思いながらも目標達成に必要なことを愚直にこなすのみの日々。
2017年も同じように6月からの半年がかりのプロジェクトを行ったわけですが、計画の密度と軌道修正にかける即断即決力が全然違います。
確実に1年前より企画実行力が高まっているのを感じることができたので、この力も今年は存分に発揮したいと思います。
実績を自信に繋げることができた
最後の良かった点は、自信をつけることができたことです。
輸入を始たばかりの2017年から、2019年には年商1億の計画でいましたが、実は心のどこかで本当にできるかなという不安を抱えていました。
そして今でも不安ですw
これは実績が上がり続けていている現状でも変わらず残ります。
だってそうですよね。一度も年商1億を達成したことがないんですから!
でも、今回の実績で年商一億に小指くらいはかけることができるようになった・・・と思います。そんな気がしますw
勝手に自信がついたというそんなお話ですね。
これからもできるかどうか不安な状態で輸入をするより、がんばればできそうだぞ!と自分を鼓舞しながらコツコツこの仕事をやっていこうと思います。
その方が精神衛生上良さそうですから。
2018年年末商戦の感想
宣言通り目標の月利200万円を達成することができました。
ちょっとオマケも追加して月利220万円。
これはただ単に数字上の目標を達成する以上自分に、とって大きな意味合いがあったと感じています。
いろいろ大変なことも克服できましたし、ビジネスの仕組みも強化できましたしね。
あと、以前の宣言記事で書きましたが、ホンマエ塾生さんへの希望に一歩近づくことができたことも良かったです。
やはり指導する者が大した結果も出さずに現状維持というのは、塾生さんがやる気になりにくいでしょうし。
これで今年は「Amazon輸入を副業で稼げる限界はどれくらいですか?」と質問をされたら、「月利200万円くらいですかね~」とちょっとドヤ顔で返すことができそうです。