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【利益率が下がる原因と対策】単価が低い商品の取り扱いが多いケース

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商品の単価は利益率に大きく影響します。

 

例えば商品の価格が1%下がるとしたら、

1,000円と10,000の商品では大きく違いますよね?

前者なら10円で後者なら100円値下がりします。

 

このように1%ずつ値下がりするのであれば、

単価が安くても利益に大差はありません。

 

しかし、実際には%(パーセント)で値下がりするのではなく、

数円、週十円、数百円と値下がりが起きることになるので、

低単価の商品は高単価の商品と比較したとき

利益を取ることが難しくなります。

 

これだけだと何のことかとよくわかないので、

これからその理由と対策を解説します。

 

値下がりはジワジワ起きていく

商品の値下がりは、

一気に100円や1,000円単位でされるということはそう多くありません。

 

あまりに高額な商品。

例えば20万円の楽器などの商品なら

1,000円単位での値下がりもあるかもしれませんが、

僕たちが扱うような単純転売の並行輸入品ではそういったケースはほぼありません。

 

どちらかというと、

数円単位であったりあったとしてもも10円単位でジワジワ値下がりしていくケースの方が普通です。

 

このことにより、より痛手を負うのは低単価の商品です。

 

低単価と高単価商品の値下がりの比較例

例えば1,000円の商品があるとします。

当初は利益率10%の100円を利益として見込んでいました。

その商品が10円単位で10日間毎日値下がりが起きたとすると、

900円となってしまいます。

そう、このケースだと10日で利益は0になってしまいます。

 

では逆に高単価の商品をみてみましょう。

例えば10,000円の商品があるとします。

当初は利益率10%の1,000円を利益として見込んでいました。

その商品が10円単位で10日間毎日値下がりが起きたとすると、

9,900円となってしまいます。

このケースだと10日で利益は900円となりそんなに影響はありません。

 

この違い、わかりますか?

明らかに低単価の商品は値下がりリスクに弱いんです。

 

もし後者の例で利益を0にするなら、

毎日100円ずつ値下がりさせる必要があります。

しかし、実際には毎日100円値下がりするということは滅多にありません。

 

でも前者の例のように毎日10円ずつ値下がりするというケースは

よく目にする普通の現象です。

 

怖くても高単価商品を仕入れてみよう

Amazon輸入を始めたばかりの頃は、

いきなり変な商品を仕入れて失敗したくないので

まずは安い商品から仕入れて実験します。

 

これは普通のことなので全然良いです。

 

初心者を脱するために敢えて高単価を狙おう

ただ、慣れてきてからも

仕入れにおっかなびっくりで低単価商品ばかり仕入れてしまうのはよろしくありません。

10,000円の商品を仕入れて返品でもされて再販不可になったらと思うと

怖くてなかなか手が出せないのもわかります。

誰でもいきなりポンポン数万円の買い物をするのは怖いものです。

 

だからと言って他の人と同じだと、

それこそ失敗するより恐ろしい値下がりリスクをずっと味わい続けることになります。

 

高単価の商品を扱うのは勇気のいることですが、

仕入れ続けていればいずれ慣れてきます。

そして利益もちゃんと追いてきます。

 

おすすめの構成比

僕はホンマエでは低単価の商品の取り扱いを推奨しています。

 

それは低単価の商品で戦う戦略があるからです。

戦略なしで戦いを挑むのは戦車に竹やりで突っ込むのと同じように無謀なことです。

僕の戦略の根本にはいつも言っていますが、

「人が嫌がることを積極的にやる」があります。

 

いつも根本は人が嫌がることを積極的にする

今回の高単価の商品を仕入れるようおすすめするのも同じです。

「人が高単価で失敗を恐れるからこそ積極的に仕入れる」です。

 

では、その高単価の商品を扱う戦略とまではいきませんが、

戦法を生かす方法をお伝えします。

 

商品構成比を考えることがリスク分散

その方法とは、商品構成比に低単価と高単価の商品を一部組み込むことです。

 

初心者の方に起きがちなのが、

低単価商品がばかりのラインナップを揃えてしまうことです。

 

同様に、慣れてくると高単価の商品が利益を取れることを学ぶので、

高単価の商品ばかりラインナップを揃えてしまいがちです。

 

商品の単価はバラけさせましょう。

意図的にするのはちょっと難しいですが、

「最近10,000円以上する商品仕入れてないな~」

と感じたら数点リサーチして仕入れるレベルでも問題ありません。

 

商品の構成比の一部に高単価の商品があるかないかで利益率は大きく違いますので、

意識的にやってみてください。

 

良いリスク分散になります。

 

今回のホンマエ

・低単価商品は値下げに弱い

・高単価商品は利益も出しやすいし値下がりリスクにも強い一方、別のリスクを含む

・商品構成比を考えることでリスク分散になる

 

あとがき

午前中にいきなり税務署から電話がかかってきました。

本業中だったので、後でかけ直しますと伝えたんですが、

ガクブルでしたw

 

税務署からかかってくるということは自分の決算書が何か間違っていたんだろうかと心配でしたから。

 

それで午後に恐る恐る担当者に電話してみたところ、

青色申告会さんが処理してくださったところに一部ミスがあっただけだそうです。

それも税務署に言って捺印すればOKとのこと。

 

こういうの心臓に悪いです。

何事もなくて良かったですが、

自分の決算書に自信があってもビビってしまうので絶対に悪いことはできないなと思いました笑

 

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