【利益率が下がる原因と対策】モノレートの最安値が高いときに仕入れてしまうケース

今後は数日に渡って

【利益率が下がる原因と対策】のシリーズ記事を書かせていただきます。

前回の記事でその概要についてまとめていますので、

まだお読みでない方はご参考にされてください。

【利益率が下がる原因と対策】利益率を下げないための対策をシリーズで解説します

今回はモノレートをの最安値が高いときに仕入れてしまう

という失敗についてお話します。

具体例をつかっての状況解説

予想より大きく利益率が下がる要因の1つに、

モノレートのグラフの読み取りミスがあります。

その中でも特に利益率が下がる要因として、

平均的な商品価格よりたまたま一時的に値上がりした状態でリサーチしてしまった

というケースがありますね。

これはどういうことなのでしょうか。

例を使って説明します。

失敗の例

例えば普段1000円で売られているある商品が、

自分がリサーチしたときは2000円で売られていたとします。

そこで、「これは利益が出そうだ」

と利益計算と行ったところ利益率は20％になる可能性が高いと予想しました。

他の仕入れ条件も確認し、「問題ない」と判断しました。

しかし、実際に出品してみると競合セラーは皆1000円で販売しているので、

自分も同じ1000円に価格設定して販売するとします。

すると、20％を期待していたにも関わらず10％の利益率となってしまいました。

今回のお話はこういったケースについてです。

最安値が高くなってしまう理由

モノレートの最安値が高くなってしまう理由はいくつかあり、

全て解説するのはちょっと大変なので、

よくありがちな３つの理由をお話します。

⒈　無在庫セラーしか出品していない状況だった

今回の例に使わせていただいたケースで解説します。

リサーチしたタイミングで2000円になっていたのは、

普段はFBAセラーが出品していたが、

たまたまFBAセラーが在庫切れを起こし

無在庫セラーだけが残ったということが考えられます。

無在庫セラーはFBAセラーよりも高い価格で出品していることが多いので、

競合をチェックするときはそれがFBAセラーなのか無在庫セラーなのか確認しなくはいけません。

⒉　圧倒的販売力のセラーが在庫切れを起こした

普段は圧倒的な安値を武器に販売しているセラーが、

その商品のカートを独占していたとします。

他のセラーは商品を仕入れてみたものの、

その№１セラーが邪魔で一向に利益が取れる価格で販売するすることができません。

そのため、その№１が在庫切れを起こすそのタイミングを待ち構えていました。

例のケースでは、

在庫切れになった一瞬のタイミングで№２セラーがカートを取った可能性があります。

これを防ぐためには、

モノレートの最安値グラフを過去数か月前まで遡って確認するしか方法はありません。

⒊　仕入先に何らかの変化が起きた

変化と言いましたが、

その種類はいろいろあります。

例えば仕入れ先で商品の販売が一時停止したり、

仕入れ価格が一時的に高騰したり、

何らかの理由から多くのセラーが仕入れることができなくなるなどしたときには、

需要と供給のバランスから普段より高値になることがあります。

このように仕入れ先に何かが起きると

ほぼ全セラーが同時に影響を受けることになるので、

今回のようなケースが発生することがあります。

この対策としては、

仕入先の状況を確認したり、

キャメルキャメルで仕入れ価格の変化が起きていないか確認するしかありません。

あくまで限定的な効果になりますが、

やらないよりはましです。

共通する対策

最高値が一時的に高騰しているのかどうか確認する方法をいくつかご紹介しましたが、

最大の効果がみられる対策が、

モノレートの最安値グラフを過去に遡りチェックすることです。

これが時間もかからずに「何か」

が起きていないか察知するために最も有効な手段です。

12カ月は最安値の推移を追う

僕はリサーチするときには

少なくとも過去12カ月は遡って最安値に何か起きていないか確認します。

仕入れ判断をする際には数々の項目を確認しなくてはならないので、

焦る気持ちもわかりますが、

最安値の推移の確認だけは怠らないようにお気を付けください。

あとがき

今日のお昼はすき家のカレーを食べました。

僕の悪い癖でカレーにはルーが埋まるほど真っ赤に唐辛子を振りかけます。

誇張ではなく、本当にルーが唐辛子で見えなくなります笑

そのせいで午後からはお腹がずっとグルグル鳴ってなんだか切ない感じ。

辛い物が好きで好きでしょうがないんですけど、

お腹が人より弱いのが残念で仕方ありません。